終わってまた

まだ頭と心の整理はついていない。


あらゆる情報が飛び交って心がすり減りそうだけど、憶測は要らない。



被害者の女の子達には怖い思いをさせて本当に申し訳ない。ごめんなさい。


親御さんの言葉は優しいけれど免罪符にはならないと思う。許されちゃない。


何より誰より、誘い出した山口達也が悪い。


太一の言うように、自分の席があればなんて、言ってほしくなかった。

加害者であるお前が言うな。甘えるな。わかってるだろう。


それを決めるのは達也じゃない。達也以外のTOKIOだ。

それを望むのも達也じゃない。待っているわたし達だ。


まずはきちんと犯した罪を償ってほしいんだ。


ずっと僕らはひとつなんだって唄ったじゃないか。

TOKIOの音楽は、達也のベースの音がなければ、成り立たないんだよ。

誰かの音も声も何一つ欠けちゃいけないんだよ。

これまでも、これからも、5人でいてこそのTOKIOなのに。


それを達也は壊したの。

5人で積み上げた、抱えきれないほど沢山の大きな何もかもを達也は壊したんだ。


関わってきた全ての人に申し訳ない。

明雄さんごめんなさい。


後輩の中でも真っ先にコメントをすることになってしまって、泣きそうな声で話してくれた小山にも、ずっと一緒にそばにいて番組を作ってきてくれた桝くんの悲痛な表情も、たくさんの人に辛い思いさせてごめんなさい。


わたしだって彼のあんなみっともなくて情けない姿なんか見たくなかった。

太一のあんな悲しい顔も、険しい顔も見たくなかった。



散々、散々待ち焦がれたライブに思いを馳せてはやるせない。

長瀬が話してくれた、アルバムやツアーの準備をしていたこと。

ほんの3週間前の記事で松岡が話したこと、これまでの3年半なんて些細なことに思えるくらい、あと1年、もしかしたらあと数ヶ月待てば彼らに会えるかもしれないなんて淡い感情を抱いて、でも先が見えなくて泣いたこと、今になって準備始まってんだーってわかったら悔しくて悔しくて悔しい。何これ。悔しい。悔しい。悔しい。



なんてバカなことを、なんてことをしてくれたんだ。



やらなくちゃいけないことは、これから決まる処分をきっちり受け入れること。罪を償うこと。


現実に、被害者の方に、自分の罪に向き合うこと。


お酒と決別すること。

入院が必要なくらいに肝臓が悪くなるのは、退院したその日に飲んでしまうのは、マイクを持つ手が震えていたのは、そんなの素人目に見たってもう立派な病気だよ。依存だよ。弱さだよ。ちゃんと治療して、立ち向かって。


よく食べて、よく寝て。


昨日は友達と顔合わせた途端に泣いてしまったし、きっと毎日泣いて過ごしてしまいそうだけれど、どうやら日々の暮らしは心とは別に行くらしいので、連休は自由を謳歌してやるつもりです。

正月明け数週間も毎日泣いてたんよな。わたしも結構あれだよな。溢れたミルク…。



これから決まることをどれだけ受け入れられるかな。


今夜は眠ろう。


ドラマは明日にしよう。